あめ

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春田植えした田んぼの稲刈りを金曜日と土曜日に予定していた。

「毎日」のメンバーも、「土曜」のメンバーもどちらも参加出来るようにとこの日程にした。

里山にある「新田サドベリースクール」

せっかくだから、里山の「生活」を感じながら日々過ごせたら良いんじゃないかなぁと個人的には強く思っている。(僕自身が里山での生活に魅力を感じているから)

「新田サドベリー」は平日も開校するようになって今年で3年目だ。

初年度は、「あれも」「これも」と思い描くことを色々チャレンジしていった。田んぼもした。畑もした。

子どもたちも、大人も初年度ということで色々意気込んで、一緒にあれもこれもした。

本当にそれがその子、その人がしたいかどうかっていうことよりも、とりあえずみんなでしたら良いんじゃない?みたいな感じて、田んぼも畑も、サッカーも、蚕も、お化け屋敷も、給食も・・・あれも これも。

でも、もっと自分自身に耳を傾けて、「本当にやりたいこと」っていうのをだんだんと個人として、集団として意識していったのだと思う。

「サドベリーって言うけれど、これはどうなんだろう?あれはどうなんだろう?」

ひとつ、ひとつ、引っかかっては、考え、悩み、そして進む。

2年目は、「田んぼ、畑はしない。」と決まった。僕自身はちょっと残念だったけれど、「しない」ということを「してみた」、という感覚が近いように思う。

3年目の今年、また田んぼをしている。別にみんなでしなくても、したいと思う人が田んぼに入ったら良いという想い。

それは学校に「音楽室」とか「図書室」なんかがあるのと似ているのかもしれないと最近考える。

「音楽がしたい」と思う子が行く場所がある。

「本が読みたい」と思う子が行く場所がある。

「田んぼがしたい」と思う子が行く場所がある。

無かったら行けない。

あれば行ける。

人気のある場所もあれば、人気の無い場所もあるかもしれない。

でも、せっかく新田でやっているサドベリースクールだから、山や川や田んぼや畑や行きたいと思える時にパッと行けたら良いなぁとも思う。

そこに割くエネルギーというのはいつもいつも注意深く観察はしないといけないとは思うが(何に時間とエネルギーを割くか)、常に色々なものと相談しながら判断していけたら良いのかも。

やって気付くこと

やらなくて気付くこと

それの連続と積み重ねです。

どんどん良いようにしていけば良い。

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金曜日

大人たち(僕と保護者さん)で稲刈りをスタートしていると「毎日」の子どもたちは田んぼに入って・・・ということはないけれど遠目で見ていたり、近くに来て「頑張れー!」と応援したり。(放課後になって2人手伝いに来てくれました☆)

たまたま新田に来ていた鳥大生たちが数時間手伝ってくれたり

とそんな感じでした。

土曜日

Tちゃん(田植えも経験)が「稲刈りしてみたい」と前々から言っていたので、その日を楽しみにしていたのですが、あいにくの雨。週に1回、そして相手は生き物という制約にタイミングの悪さを感じながら、それでも「ま、しょうがないよね」と久しぶりの本格的な雨に割り切って室内でみんなまったりと過ごしました。

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Nちゃんが持ってきた風船で人形を作る機械で遊んでみたり

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「アグリコラ」や「カタン」など本格的な戦略ボードゲームでワイワイと過ごしてみたり。

男子は闘いごっこしたり、漫画を読んでみたりとそんな1日でした。

淡路島から見学のお客さんがあったり、Hくんの弟の赤ちゃんが遊びに来ていたり、色々で多様な感じが今日もまた良い感じでした。

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Nちゃんはカタン初体験で割と長いゲームを面白がって最後(の方)まで楽しんでいました。

分かる子が分からない子に教えてあげる。

この自然な感じが大好きです。