じぶん事 じぶん言葉

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「主体性」というのが1つのキーワードになるかと思っています。

サドベリースクールに通っていると、家庭でも色々なお話をすることもあるかと思います。

お父さんの意見、お母さんの意見

それ以外でも親戚、ご近所、学校の先生・・・なんて色々な人の意見を生徒たちは耳にして過ごす事になるでしょう。

その中で、自分の意見を構築し、自分で考え行動していく様になっていくのだと思います。

生徒によっては、「お母さん(お父さん)に言われたから」「お母さん(お父さん)が言ってたから。」とその行動や発言の軸が自分でなく他人(保護者)になる生徒もいます。

ただ、だんだんと「あの人はこう言っていたけれど、私はこう思う。」「あの人はこう言っていた。私もそう思う。」

と他人の意見を吸収しながら、自ら考え発言・行動していくようになると感じています。

そして、そのように変化していったときに、「あぁ 一皮むけたな。」と感じます。

言葉の軸が、行動の軸が「じぶん」になったときのパワーは、それが他人であったときと比べるととても大きなものになるように感じます。

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別にお母さん・お父さん(もしくは先生)の言う事を聞くことが良いとか悪いとかそういう話ではなく、自分以外の人の考え方を聞いたうえで自分がどう思うか、考えるかを自分で思考するかしないかは大きな違いだと感じるという話です。

親にしても学校の先生にしても人ですので万能ではありません。

そういったことに気付き、自分はどう考えるのかを自分で考える癖をつけておくのは大事なことだと思います。

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インテリア部でロッカーを製作しました。

かばんかけが壊れてから、荷物の置き場に苦慮していましたが、ロッカーが出来たことによって、荷物がすっきりと収納されるようになったと思います。

インテリア部のCちゃんが率先して、メンバーにロッカーの位置を聞いて回り、テプラで名前シールを作成し、と段取り良く動いていました。

最近Cちゃんは「自分で発言したことや、行動したことでスクールが変わっていくということが実感出来て楽しい。」と言っていたそうです。

いかにスクールの事を「じぶん事」にしていくか、ということが開校当初からの課題であったように感じますが(今もその視点は変わりませんが)、だんだんとそのような空気が流れてきているように感じていて嬉しく思います。

それぞれ「こうしたら良い」というものは違うかもしれませんが、それらを発信しながら、共有しながら、スクールを運営していきます。

どんどん どんどん

生徒にとってスクールが主体的に過ごせる場になっていったら良いなと願っています。