新田サドベリースクールを取材してくれているあさちゃんに
「どんな時に新田サドベリースクールのスタッフをしていて良かったなと感じますか?」と聞かれました。
僕は前職は県立の高校で講師をしていたのですが、そこでも一緒で
「生徒がイキイキとしている瞬間に立ち会えた時」
です。
自分の裁量でスクールの時間を過ごす事の出来る新田サドベリースクールでは生徒たちの「イキイキ」に立ち会える頻度がとても高いです。
「ゲームばかりしてるんでしょ。」「youtubeばかり見てるんでしょ。」
たまにそんな風に言われることもあります。
現象としてはゲームをしていたり、youtubeを見ていることは多々あります。
僕は生徒たちを観察するのに大きく2つあるかなと思っていて
「イキイキしている」か「イキイキしていない」か
ゲームをしている姿、youtubeを見ている姿を見ても「イキイキ」していたら「いいね」と思えるけれど、逆に「イキイキ」していなかったらちょっと心配になってしまいます。
それは何もゲームやyoutubeに限らないかもしれません。
1年生の時の入学式には出たけれど、それ以降「学校には行きたくない」と言い、1年生の5月から新田サドベリーに通っているKくん。
今は4年生になりました。
体験に来てくれた子や、視察に来た人なんかに気さくに話しかけたり、挨拶したり、そんなコミュニケーションが多々見られるようになってきました。
1、2年生の頃は当たり前かもだけれど、全然そんな風じゃなかったり。
生徒たち1人1人の成長に間近で触れることが出来るのもスタッフの醍醐味です。
新田サドベリースクールは平日の活動を始めて5年目になりました。
ちょっとずつ積み重ねていったものは振り返った時にその重なりが目に見え、感じる事が出来ます。
積み重ねることによって、見えてくる課題もあります。
1日1日の積み重ねが将来凄い世界を自分たちに見せてくれるかもしれません。
生徒たちとそれらを感じながら体験しながら日々過ごしています。
スクールの1日1日と
生徒1人1人の1日1日
この前は暑いからと川遊びへ行くグループもありました。
街の人からみると新田のこの自然環境はとても贅沢なものではないでしょうか。
最上流の集落なので水もとてもきれい!
歩いてすぐのところに清流が流れています。
涼むのにはもってこいの場所です。
今から夏にかけてとてもお世話になる川です。
元気元気
泳いだり、釣りをしたり
自然は寛大です。
ハンモックで談笑する姿も好きです。
たまに東京から来るあさちゃん
もう1年以上も通ってきてくれていて、子どもたちともすっかりなじんでいます。
スタッフとはまた違う大人
そんな人とゆっくり談笑
色々な話を子どもたちと一緒にしてくれています。
この前はドローンでスクールを撮影する場に立ち会う事も出来ました。
色々面白いですね。
自分たちが面白がって日々過ごしていたら、場の魅力も自ずと増していくのかもしれません。
すると「面白そうだね」とまた外から人が来て仲間になってくれるかもしれません。
そうして日々楽しく刺激的に過ごしていけたら良いなと思います。
「遊ぶ」も「学ぶ」も楽しくワクワクありたいものです。
【文 長谷洋介】