パンフレットチーム頭を悩ませています。
どの様に改訂したら良いかというところはだいたいアイディアを出し合って固まってきていますが、実際お金がどれくらいかかるのかなと見積もりをお願いしていたら昨日お返事がありまして、今年度の予算と照らし合わせながら考えていました。
予算を組んでいた時から後になって「やっぱり学校へ通ってみる。」と学校へ通い始めるメンバーがいたり、コロナの影響で入学を予定していた家族が日本に来れなくなったりと、当初の予算から比べると目減りしている状況が最近続いています。
そんなタイミングで今パンフレットを「えい!」と変えなくても、もう少し様子を見た方が良いかもという話の流れになってきています。
「パンフレットを改訂する。」という活動1つから、スクールの予算の事や、お金のことや、もちろんスクールがパンフレットを通じて発信したいことなどをメンバーと共に考えることが出来て、それはそれで(ポジティブに考えれば)有意義なことだと思っています。
課題があるというのは幸せな事
と誰かも言っていましたが、課題を通じて「じゃあどうすれば良いかな」と考えることになりますし、それを克服していく過程で身についていくスキルもあることでしょう。
課題解決能力も大事な力だと言われていますが、課題発見能力も同じくらい大事な力だと思います。
「お金が十分にないなー。」というのは一見苦しいことかもしれませんが、自分事の課題として捉えた瞬間からそれは良い教材へと変化していきます。
今後どのようにこのチームが動いていくかも楽しみに見守りたいと思います。
昨日はズーンと暗い顔をしていたKkくんの顔がパーっと明るくなる時を楽しみにしていたいと思います。
着せ替えシールはいつの時代も女の子の心をくすぐるものかもしれません。
友達と話し合いながら色々とコーディネートを楽しんでいる姿がありました。
トランプで楽しんだり、トランプマジックの練習をしたり、ボードゲームをして楽しんだり
裏の小屋でコンと遊んだり、ハンモックしたり
最近はそんな風にして過ごす姿をよく目にします。
ルソーはその著書「エミール」の中で、
「一般の意見に反して、子どもの教師は若くなければならない、賢明な人であれば、できるだけ若いほうがいい、ということだ。できれば教師自身が子どもであれば、生徒の友だちになって一緒に遊びながら信頼をうることができれば、と思う。子どもと成熟した人間とのあいだにはあまり共通なものがないし、そんなに年齢の差があっては十分に固い結びつきはけっしてできあがらない。」
と語っているそうです。
子ども同士の学び合い、ちょっと上のお兄さんお姉さんから教えてもらう事
僕もまだまだ若いと思っていますが、共通なものの中から結びつきを大事にしていきたいなと思いました。
「エミール」(1762年 ジャン=ジャック・ルソー)またちょっとこのタイミングで読んでみようと思います。
260年程も前の本なのに今なお多くの人に読まれているというのは凄まじい本だと思います。
文:スタッフ 長谷洋介