今巷でホットな感染症といったらCOVID-19かもしれませんが、新田サドベリースクールで今ホットな感染症はアタマジラミです。
「え?!アタマジラミ?」
と聞きなれない人はビックリするかもしれません。
この時代に?
とか感じる人もいるかもしれません。
でもここ智頭町では定期的にアタマジラミの感染が確認され、保育園・小学校・中学校でも対策が講じられます。
新田サドベリースクールでも数年前から定期的にアタマジラミの発生が認められ、その都度対策を講じてきました。
段々とスクールでの対応も慣れてきて、それに伴うスクールのルール(約束)も洗練されてきているように思いますし、長年ここに在籍する生徒や保護者にとってみたら慣れたものになってきています。
最初の頃は「不潔って思われたら嫌だ。」とか「言いたくない。」「知られたくない。」などの思いが先行して対応が後手後手に回ることもありましたが、スクールで何度も経験し、その都度話し合い、「感染した人が不潔っていうことではない。」「人の頭から頭へ感染していくもの。誰にでも感染する可能性があること。」「誰かの頭に残っていたらずっと感染が繰り返される可能性が高いこと。」などの共通了解が図られたり、シラミの生態(ジャンプ力(感染距離)、生息環境など)もそれぞれ調べて詳しくなったり、シラミに対する過度な恐れがなくなってきて、それこそ「適切に恐れ、適切に対処」出来るようになってきているように思います。
今回は発見が早かったのが功を奏してか、スクールでの感染の広がりはなく、終息にむかっていますし、スクールで毎朝感染者の確認をしながら、感染しないようにあまり頭を近づけて活動しないなど気を付けて過ごしたり、スクールの布製品をしまったり、掃除をしたりと淡々と過ごす事が出来ています。
感染症に対する正しい知識と、正しい予防対策でここ数年withアタマジラミを上手に過ごしているように思います。
昨日もCOVID-19の対策と対応についてスクールで話し合う機会がありましたが、正しい知識とデータを元にどう過ごしていくかと考えながら行動していくことが大事だと感じています。
過度に恐れたりすることなく、上手に感染症とも付き合っていけたら良いなと感じています。
今週にもスクールからアタマジラミは無くなるのではないでしょうか。
昨日はノーメディア&体育館の日でした。
体育館で久しぶりに目隠し鬼をして遊んだり、後半は校庭でむうちゃんと一緒に走り回ったりして遊びました。
むうちゃんも子ども達も楽しそうに走り回っていました。
リード無しで犬と一緒に広いところで遊べるのは良いですよね。
まだ少し怖い!という子もいますが、「大丈夫だよ」と犬との関わりについて教える姿もあったりします。
異年齢交流も素敵だなと思いますが、異種交流も素敵だなと感じます。
日本語でのコミュニケーションが叶わない相手との交流の在り方みたいなところは普段使わない部分をなんだか刺激される感じがありますね。
それこそ「動物脳」の部分でしょうか。
鉄棒をしたり、木に登ったり
梅雨の合間の晴れ間で気持ち良く外で身体を動かし、汗をかきました。
ロッジに戻ってからも外で氷オニしたり、「暑い~」と言って水遊びが始まったり。
今日はお魚教室です。
雨なので室内で魚を捌いて刺身にしたり、干物にしたり、お汁を作ったりといった活動になるかと思います。
楽しみです。
文:スタッフ 長谷洋介