春らしいぽかぽか陽気の日が続きます。
四季折々の顔を見せてくれる新田で、どの季節もその季節なりの良さがあるのですが、アラフォーの僕からしてみたら、この春の優しい暖かさはホッとします。
先月近所のパン屋さん(パン工房あいさん)から「サドベリーの生徒でヨモギ摘みを手伝ってくれる人はいませんか?」と相談がありました。
いつもお世話になっているあいさん。
あいさんがこの新田にあるだけで、サドベリーのメンバーはどれだけ潤いをいただいているか。
そのあいさんからの相談というだけあって、「あいさんが困っているんだったら!」とメンバー有志が立ち上がり、ヨモギが出てきた今月から月曜日・木曜日・金曜日と声をかけあって外にヨモギを摘みに出かける姿が見受けられます。
天気も良くて、外を散歩するだけで楽しい。
友達とお話ししながらヨモギを摘むだけで楽しい。
ヨモギはどんなところに生えているかな?
日々フィールドを変えながら摘みに出かける姿があります。
こうして地域と繋がる機会を頂けてありがたい。
自分たちが摘んだヨモギがどの様に変身してお店に並ぶのかも興味深い。
こうしてちょっとお手伝いすることによって、パン屋さんの事に関しても興味が湧いたり、ヨモギの生態について興味が湧いたり、働くこと、働いてそれを現金化することも身体に浸み込んでいったりするんだろうなぁと想像します。
たくさん集まった時には、ご褒美でジュースをもらって帰ってくることもありました。
こうして、地域の中に自分を感じたり、地域と自分とのつながりを感じながら生活出来る事って実はとても豊かなことなんだろうと思います。
そんな機会をさらりと提供してくださるあいさんには感謝感謝です。
生徒たちが摘み集めるヨモギが少しでもあいさんの為になったら良いなと思います。
文:スタッフ 長谷洋介