このブログでも何回も言及させてもらっていますが、新田サドベリースクールの魅力の1つは建物から一歩外に出ると大きな自然が待っていることだと思います。
毎年恒例の様にもなっていますが、この春の訪れとともに山菜を採集する姿が見られます。
フキノトウから始まり、最近はワラビ、タラの芽、コシアブラなんかを採る姿が見られます。
自然の恵みは本当にありがたいですね。
ちょっと手を伸ばせば届く距離に色々な山の幸があります。
ある日、TくんとSくんがスクールにある脚立や家から持ってきた高枝切狭などを駆使してタラの芽を採る姿がありました。
子どもたちだけで採れる環境にタラの芽はあって、2人はひとしきり採ったら、分け分けしてそれぞれの家庭にお土産として持って帰っていました。
春の香り、ちょっと苦みもあったりする山菜。
春の訪れを食から感じます。
「お父さんが好きだから。」「お母さんが喜ぶから。」
必ずしも子どもが大好きな味ではないかもしれませんが、2人から他者を思いやる優しさみたいなものを感じました。
今はワラビがにょきにょき出てきています。
ちょっとした息抜きにワラビを採集する姿が今後見られるかもしれません。
文:スタッフ 長谷洋介