新年度がスタートしました。
スタートしていくつかブログ記事を書いていますので、今更新年度スタートしました!と言われても知っているよ!と突っ込まれそうですが、新年度がスタートしました!
穏やかに、平和に新年度がスタートしています。
個人的には、去年度のスタッフがそのまま引き続き4月からも関わってくれているという点は大きいのではないかと個人的には強く感じています。
アメリカのサドベリーバレースクールでは毎年年度の後半にスタッフ選挙というものが行われているようです。
私たちも、年度後半にこれまでスタッフ選挙をしており、次年度スタッフとして関わる大人をスクールメンバーが選ぶということを続けてきました。
それによって過去数年は年度が変わるごとにスタッフが変わり、少なくないインパクトをスクールに与えていました。
そういった状況を去年度スクールメンバーと共有し「どんなスタッフ選挙がスクールにとって良いのか。」という話をしました。(「サークル対話」(2020年9月9日))
結果、2020年度のスタッフが引き続き2021年度もスタッフとして関わる事に決まったのですが、それがスムーズに年度を迎えられた要因の1つではないかと感じています。
もちろん、スクールにとって必要な人材がスタッフとして関わるというのがスクールにとっては大事なことで、その為に選挙というのは1つの手段だと思いますが、何をするにあたっても、メリット・デメリットを見極めて選択していくことは必要だなと思います。
教条的であってはいけないなと思います。
なので、丁寧にその場その場で話し合いながら、対話を中心に据えながら自分たちのスクールを作っていくことは大事です。
年齢も性別も関係なく、多様な人間関係の中で日々の時間を過ごし、フォーマルな場でもそうではない場でも、色々な話をしながらお互いを知り合いながら自分たちにとって良いと思える環境を創り上げていく。
人が育つ環境ってどんな環境なのかな。
そんな環境について今は関心が高いです。
人と一言で言っても多様で、この子にとってこの環境はとても合うけれど、あの子にとってはそうでも無いということもあるかと思います。
でも、自分たちの手の中にスクールがあって、自分たち次第で出来る事はあると思えるか思えないか、主体的であれるかどうか、というのはなんか1つポイントのような気がします。
満足感、納得感というか。
昨日スタッフの太郎さんから「most likely to succeed」という映画の話を聞きました。
その映画をプロデュースしたテッド・ディンタースミス氏のインタビュー記事は面白かったので添付しますね。(学校の進化の可能性)
どんな場が子どもの育ちには大切か。これからも探求し続けていきたいです。
新しいメンバー、新しいスタッフが加わり、また新年度がスタートしています。
今年度もどうぞよろしくお願いします。
文:スタッフ 長谷洋介