何をしていても良し

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秋晴れの気持ち良い日が続いています。

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そんな最高の陽気な日々、ついつい「外で過ごすのが気持ち良いのに。室内で過ごすのはもったいないから外に出て過ごせば良いのに。」とか思ってしまいがち。

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おそらく大人の多くは

「室内でゲームをしているよりも、何かしら外で過ごしている子どもたちの姿を見る方が安心する。」

「同じゲームをするでも、1人で黙々とゲームをするよりは複数人で対話しながらゲームをしている方がまだ安心できる。」

「家に引きこもっているよりも、学校じゃなくても良いからどこか社会と繋がる様な場所で過ごしていて欲しい。」

「高校(大学)には進学して卒業してほしい。」

などなど子どもに対して思い描く「良し」が様々あるのでしょう。

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そんな中で、「何をしていてもそれはその子が今したいこと。必要なもの。何をしていても良し。」という他者(子ども)に対する態度があります。

「学校に行かずに家に引きこもっていたけれど、それを親はそっと見守ってくれていた。」という引きこもりの人の回想記、体験談に触れる時があります。そしてそれは往々にして「その経験があって今がある。」と肯定的に捉えているものも多く目にします。

何かにチャレンジしている時は、頑張れ!頑張れ!って応援しやすいもので

何となく惰性で過ごしているのを見ると、それが近しい人であればソワソワしたりします。

人は人

得意な事もあれば苦手な事もあり

好きな事もあれば嫌いな事もある

その人をその人として認め合う、そんな空気がより社会で醸成されればもっと楽に生きられる事があるのではないでしょうか。

「もっとこれが出来るようになりたい!」

「もっとこの領域について詳しくなりたい!」

「異性にモテたい!」

「もっと幸せを感じたい!」

色々な欲求が個々から自然と湧いてくることもあるでしょう。

そんな欲求に素直にあれたら良いなと思います。その欲求を満たすことは時に困難も伴います。でもその欲求を満たすことが、幸せにも通じます。

自分の人生に自分で責任を持ち、自ら考え、選択し、実践していく。

そんな癖を姿勢を小さい頃から大切に育んでいって欲しいと願っています。

そんな姿勢をベースに自らの世界をどんどん広げていって欲しいなと思っています。

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「何をしていても良し」

「サドベリースクールって何?」

「もっと学校などと協調して欲しい」

「対等って何?」

「公平って?平等って?」

「子どもが育つ環境について」

「良い社会ってどんな社会?」

色々な人が色々な事を言います。

色々な考えたいことがたくさんあって、目指す頂は大体みなさん似たような地点なのでしょうが、そこに至る道筋は幾通りもあるのでしょう。

「何をしていても良し」

大らかに認め合いたいものですね。

文:スタッフ 長谷洋介